いのり殿の言語能力が年齢相応ではない高さなんだけど、むしろそれがいのりという個人ではなくスケートに、スポーツに、何でも良いから夢中になるものを見つけて親の庇護から巣立っていく世界中の子どもたちの声のようであって、彼女もまた他の誰かを夢中にさせる側になりつつあるという大域的なストーリー感が見え始め、平凡な作品から一歩抜け出たマスターピースとしての姿を見せつつある。母親があまりにもいいキャラ(設定の調整が上手い)。
競技の性質上、予定していた技が失敗する/予定してない技をやるくらいしか盛り上がりの作りどころがないのはやっぱりどうにもならんか…